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Blog【食養生の豆知識】お正月のお祝い料理のお屠蘇とお雑煮の養生効果は?
新春のお慶びを申し上げます みなさまのますますのご健康とご多幸をお祈り致します
本日は元日で、お屠蘇を少し頂きました♪
お屠蘇を少しぬる燗にして頂いたら、ぴりとスパイシーな感じとなつめのまるやかな甘味をマッチして、お酒の飲めないわたしでも、おちょっこ半分頂いた後はスイスイに家事をこなしました(笑)
お屠蘇の起源は中国の名医華陀の処方“屠蘇延命散”によるものと言われて
健康長寿薬効があり、災いを払うとも言われています。
現在一般に使われている屠蘇散の組成は白朮、陳皮;山椒、桂皮、丁子;防風、桔梗です。
主な効能としては、胃腸を整え、身体を温めて気の巡りも良くし、更にかぜなどの予防効果も
発揮します。一説によりますと、お屠蘇を飲む風習は中国の唐の時代に始めり、日本には
平安時代の嵯峨天皇の弘仁年間に伝えられたと、当時は宮中で用いられ、やがて民間に広まりました。
お正月の食養生にぴったりですね♪
本日は京風の白味噌お雑煮にしてみました♪
いつもは 関東風の醤油ベースでしたが
今年は挑戦でした!主人の評価もままで、合格?(恥ずかしい)来年も頑張りま~す。
お雑煮は日本のお正月に欠かせないの伝統料理のひとつです。
一説によりますと、雑煮のように、保温性に富む材料を混ぜて煮る習慣は
古くから行われていましたが、特にお正月のお祝いお雑煮を食べるようになったのは
正月のお供えものを餅と共に煮て、お祝い膳として今日までになりました。
今回のお雑煮の中身はお餅、蓮根団子、里芋、よもぎ麩、人参などを
蓮根団子は豚肉と蓮根を団子にして、底に沈んで見えなかったのですが、
良い出汁になってくれました♪
素材の主な養生的な効果は
お餅は脾胃を養生し、気力を与える;
蓮根団子は疲れ回復や精力を保つ;
里芋は胃腸の調子を整い、解毒もできる;
人参は消化を助け、目にも良いなど。
特に、お餅はお祝いによく使う食材ですので、人参の赤色とは紅白になり、
縁起の良いお料理で、身体にも良いし、みなさまに喜ばれています♪
今年もみなさまにとって身心とも佳き一年でありますように(合掌)
どうぞ よろしくお願い申上げます。
2017/01/01